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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/06/17

【茨城】かすみがうら市が千代田中学校区統合小整備へ基本計画

 かすみがうら市は開会中の市議会定例会に補正予算案を上程している。主なものでは、千代田中学校区の統合小学校整備に向けての基本計画策定に513万円、さくら保育所の解体に向けての設計に496万7000円を計上した。
 一般会計は2億5087万5000円を追加し、当初からの総額を167億87万5000円とする。
 千代田中学校区には新治、七会、上佐谷、志筑の4つの小学校があるが、いずれも少子化のため千代田中学校(上佐谷990)の敷地内に統合小学校を整備する。今補正では基本計画策定委託費513万2000円を予算化。予算案が承認されれば、速やかに指名競争入札で発注する。計画策定に当たっては、PTAや建築専門家などで構成される委員会を設置して意見を取り入れる方針。
 さくら保育所(稲吉3−6−10)では、2012年に民営化に向けて事業者を公募したが、不成立となったため閉園を決定。今補正で解体工事の設計に496万7000円を措置した。工事は来年度に実施する計画。
 また、さくら保育所の閉園に伴い、近隣の民間保育所1カ所の増築に対する交付金として5907万3000円を設定している。
 そのほか地域集会施設の修繕に対する補助金として228万3000円。対象は鹿野山地区と清水地区で、内容は床の張替えなど。