日本工業経済新聞社(茨城)
2017/06/03
【茨城】城里町が公共下水道経営戦略まとめる
城里町は、このほど公共下水道事業経営戦略を策定した。今後10年間において、流域関連公共下水道事業と特定環境保全公共下水道事業に合計約4億4800万円を投じる。
町では2022年度の公営企業会計の適用に向けて検討を行っている。
流域関連公共下水道事業は、那珂久慈流域関連公共下水道として、1999年から供用を開始。管渠施設の劣化や損傷を把握するため、定期的な点検を検討する。
特定環境保全公共下水道事業は98年から供用開始。処理施設や管渠施設の劣化、損傷を把握するため、定期的な点検の実施を検討する。
投資・財政計画を見ると、流域関連公共下水道事業では、17年度以降の10年間において、年約2億6700万円ずつ整備を進めていくとしている。また、特定環境保全公共下水道事業では、2022年度の完成を目指し、年約1億8100万円を投じて整備を推進するとしている。