福井県交通まちづくり課は「鉄道駅への再生可能エネルギー設備導入可能性調査業務委託」について、企画提案書の提出を求めると公告した。参加申込は30日まで同課総合交通対策グループで受付(持参または郵送等)。
県はえちぜん鉄道永平寺口駅に再生可能エネルギー設備等を導入し、駅を発着するバスや自動走行車などの新たな移動手段に電気を供給することで二次交通の充実を図り、さらに、駅舎照明や空調、街路灯等へも電気を供給し、鉄道事業者の経営コストの削減を図る検討を進めている。
今業務では永平寺口駅のモデルケースを県内の鉄道駅へ水平展開させるため、主要駅への設備設置場所の調査、設備を設置した場合の発電量の調査、二次交通の充実を図るための調査を実施し、駅の再生可能エネルギーの導入可能性を検討。対象地域はえち鉄および福鉄全駅、鉄道交通圏。委託上限額が2991万6000円(税込)。履行期間は18年2月末まで。