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建通新聞社(静岡)
2017/06/26

【静岡】静岡県静岡市 歴文施設基本設計 プロポで公告

 静岡市は21日、歴史文化施設建設の建築基本設計を公募型プロポーザル方式で公告した。7月30日まで参加表明書の提出を受け付ける。8月9日に第1次審査を行い複数社を選定、9月25日を技術提案書の提出期限として、10月4日のヒアリングを経て第2次審査を行い、11月の契約を目指す。実施設計は2018年度、工事は19、20年度で行い、21年度中にオープンする。
 建設地は葵区追手町4ノ16の旧青葉小学校跡地。敷地面積8400平方bのうち、約5000平方bを歴史文化施設建設に充てて、残る約3400平方bは民間施設を誘致する。建ぺい率80%、容積率600%。
 「世界に輝く静岡」の実現に向けて、歴史的名所の核となる施設として、博物館機能と集客や市内各地域への回遊に誘う機能を併せ持ち、静岡都心のにぎわいを創出する施設として提案を求めていく。目標建設費は、32億円としている。
 所要施設は、展示室、収蔵庫、家康研究室、市民活動室、学習支援室、歴史体感展示、カフェなど。階層など配置計画は、周辺環境に圧迫を与えず、隣接する駿府城公園に配慮した施設を条件とする。展示エリアと収蔵エリアは、地下には設けず、鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造で、構造計算における地震力の割り増しは、静岡県の指針の地域係数1・2、用途係数1・25としている。
 建築基本設計では、技術提案には含まないが、既存校舎棟(体育館を含む)の解体設計も行う。既存施設の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て延べ4300平方b。
 展示設計については、現在公募型プロポーザルの手続き中で、6月30日までに技術提案を求めている。

提供:建通新聞社
(2017/6/26)

建通新聞社 静岡支社