日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/06/20
【埼玉】埼電協が低圧電気取扱者特別教育
埼玉県電業協会(岡村一巳会長)は15日、16日の2日間、低圧電気取扱者特別教育を建産連研修センターで行った。講師はケイ・教育企画サポート事務所代表の小泉一夫氏。労働安全衛生法に基づくカリキュラムに沿って、関係法令や基礎知識、絶縁保護方法、休電計画書作成などについて指導を受けた。
開始にあたり小泉氏は「46年間、電気工事の現場の仕事と教育を行ってきました。皆さんの資格取得のお手伝いをさせていただいております。低圧電気取扱業務を行うには、労働安全衛生規則により規程された、特別教育を受けなければなりません」などと話し、受講にあたっての注意事項を説明した。
初日は低圧の電気・電気設備・安全作業用具に関する基礎知識として、特に危険性について学び、低圧活線作業および活線近接作業の方法などを習い、災害事例研究として討議も行った。
2日目は関係法令の説明を聞いた後、実技として、低圧充電電路の防護や作業者の絶縁保護の方法、休電計画書・作業手順書の作成、救命救急法などについて学び、質疑応答、理解度確認テストを実施。全課程を終えた後、終了証が授与された。