日本工業経済新聞社(山梨)
2017/06/23
【山梨】改修設計プロポ準備 甲州市の旧かつぬま情報館シェアオフィスに
甲州市は、旧かつぬま情報館をシェアオフィスなどに改修するにあたり、設計プロポーザルを行うとして準備を進めている。市議会6月定例会で、曽根浩政策秘書課長が明らかにした。
同改修は、内閣府の地方創生拠点整備交付金を活用して実施するもので、3月補正における予算計上からここまでの経過を平塚義議員がただした。
曽根課長は、事業目的として「市内で働く体験ができる施設として、サテライトオフィスやコワーキングスペースを確保。実用的で利用しやすい空間に向けて改修、設備整備を図る。バリアフリー化として既存エレベーターの修理、進入路確保のための障害物移設も併せて実施」と説明。本年度中の完成を目指し、現在は設計プロポーザルのための準備を行っている旨を答弁した。
3月補正では事業費として1億3470万円を予算化しており、主な工事費は、本体8400万円、エレベータ改修1200万円、施設完成までの間活用する勝沼防災センター屋上防水・トイレ改修に1319万円、障害物移設を含めた外構に600万円など。