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　学校法人志學館学園（志賀啓一理事長）はこのほど、学校施設の耐震化状況を公表した。2014年度から取り組みを開始し、17年４月１日現在の学校施設の耐震化率は、教育研究施設が97％、学園全体では94％となっている。また、　志學館未来計画（16−21年度）によると耐震補強の未改修の建築物は、18年度から２カ年で改築を予定している。
　施設対象は、�@志學館大学（大学院含む）�A鹿児島女子短期大学�B志學館高等部・中等部�C鹿児島女子短期大学付属かもめ幼稚園�D同付属すみれ幼稚園�Eなでしこ保育園−の７設置校。
　学園本部を含めた学園全体の対象保有面積は５万5730�uで、このうち旧耐震基準の建築物は１万5366�u。志學館大学（同施設の耐震化率92％）の1740�uと学園本部（同０％）の1480�uの合計3220�uのみが耐震補強未改修となっている。
　14年度に志學館大学学生会館と鹿児島女子短期大学、15年度に志學館大学講義棟となでしこ幼稚園および保育園、16年度に志學館高等部・中等部男子生徒寮（新築移転）となでしこ幼稚園遊戯棟の耐震補強改修を実施した。