富山県土木施工管理技士会(竹内茂会長)の通常総会が22日、富山市のパレブラン高志会館で開かれ、役員改選で新会長に高田均氏(高田組)を選任した。副会長には、開章夫氏(昭和建設)と深松隆氏(深松組北陸支店)を選んだ。
この日は、全国土木施工管理技士会連合会長表彰4名の伝達、優良技術者8名の県技士会長表彰に続いて、竹内会長があいさつに立ち、「若者の入職者不足は大きな課題。若者にやりがいや感動を与えられるものづくりの魅力を伝えるため、新しい技術や知識の習得と同時に、良質な工事成果を収めることを目標とし、施工に誠実に取り組むことが肝要」と述べ、「会員の皆さんの英知を集め、研修・講習の実施を通し、施工技術に関する動向の提供など、技士会の役割を果たしていきたい」と話した。
来賓から、水口功県土木部次長(土木部長代理)、福濱方哉北陸地方整備局富山河川国道事務所長が祝辞を述べた。
議事では、16年度事業報告や17年度事業計画、収支予算などを審議。総会後、北陸地方整備局企画部の鈴木和弘技術調整管理官による記念講演「国土交通行政の最近の話題」も開かれた。
役員のうち、新理事と新監事は次の方々(敬称略)。▽理事=山下忍(桜井建設)、古栃渉(古栃建設)、竹内実(婦中興業)、高橋達也(射水工業)、加藤新平(砺波工業)、川合直人(笹嶋工業)、神田光信(松本建設)、辻善明(辻建設)、日詰篤(干場建設)▽監事=安達正彦―。