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　福井市は、順化公民館（大手３丁目１１番１号）について、老朽化の進行や耐震性能の不足などを踏まえ、最適な整備内容を検討していく方針だ。
　先日開催の６月市議会一般質問の中で明らかにした。２１年度までの整備完了を目指す。
　順化公民館は１００人収容の大ホールや和室、料理教室などを備え、既存規模はＲＣ造３階建て延べ１０５６・９４平方メートル。築４５年が経過しており、耐震診断ではＣと判定されている。
　答弁によると、今年度から５カ年の第７次総合計画で整備対象に位置付けており、期間内に、老朽化や耐震性能不足の解消に向けた取り組みを終える予定。
　改修や移転、建替といった具体的な内容は未定だが、今後、県都デザイン戦略や近隣市有施設の配置計画などを見極めつつ、最適な整備方針を検討していく考えだ。