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日刊建設タイムズ社
2017/06/22

【千葉】時曽根橋で詳細設計へ/山武東総道路2期/事業費5・7億円で事業推進/笹曽根は道路詳細設計着手

 県海匝土木事務所と県道路公社は、銚子連絡道路の一部を構成する国道126号山武東総道路2期で本年度、5億7000万円を投じて事業の進捗を図る。時曽根工区で(仮称)時曽根橋の詳細設計や用地買収を推進。笹曽根工区で道路詳細設計、八日市場ほ工区で盛土工や道路排水工事を実施する。また、県道路公社は横芝光工区で盛土工や管渠工などの本工事を進める。
 事業費の内訳は、道路公社分1億2650万円(うち交付金9000万円、県単3650万円)、ほかが海匝土木事務所分。
 山武東総道路2期は、@横芝光1・6qA時曽根1・0qB笹曽根0・8qC八日市場ほ1・6q――の4工区で事業を進めている。横芝光工区は道路公社、他の3工区は海匝土木事務所がそれぞれ施行。
 時曽根工区は、昨年度で海匝土木事務所が(仮称)時曽根橋の橋梁予備設計と同工区の道路詳細設計を委託。本年度は同橋の詳細設計に着手するほか、未買収区間の用地買収や用地測量などを予定する。橋梁は匝瑳市時曽根地先で谷津田を横断する。橋長は約220m。設計はともにパシフィックコンサルタンツが担当。
 笹曽根工区については、先月30日の入札で「国道道路改築委託(笹曽根地区道路詳細設計)」をオリエンタルコンサルタンツが予定価格1316万円(消費税抜き)に対し1049万7000円(同)で落札。詳細設計を実施している。委託工期は本年12月15日。
 山武東総道路二期は、山武郡横芝光町芝崎地先の横芝光ICから匝瑳市横須賀地先の主要地方道八日市場野栄線までの約5・0qの路線。道路幅員は9・5m(車道3・5m×2、路肩1・25m×2)。道路規格は第3種第2級で設計速度60q/h。道路構造は盛土構造。
 04年3月に整備区間の指定を受け、07年度に事業着手した。事業費は約44・1億円を見込む。予算ベースの進捗率は約40%。
 銚子連絡道路は、首都圏中央連絡自動車道などの高規格幹線道路を補完する地域高規格道路として計画。路線は、山武市と銚子市を連絡する概略延長約30q。このうち、圏央道の松尾横芝ICから匝瑳市の主要地方道八日市場野栄線までを山武東総道路として整備。松尾横芝ICから横芝光ICまでの1期約6・1qが06年3月に完成し、供用を開始した。
 匝瑳市から銚子市までの区間については、国道126号八木拡幅5・7qや飯岡バイパス約6q、旭市道01―031号線(供用開始済)など、現道を活用した整備が進められている。k_times_comをフォローしましょう
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