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建通新聞社
2017/06/21

【大阪】三宝土地区画整理事業 19日付で施行認可

国土交通省による高規格堤防整備事業(スーパー堤防)と一体的に整備する大和川左岸(三宝)地区土地区画整理事業の施行認可が6月19日付で下りた。施行者はUR都市機構西日本支社。今後、宅地や公共施設の整備を順次、進めていく計画だ。
 同地区は、堺市堺区松屋大和川通1丁などで一級河川大和川の左岸に位置。東西約1`に広がる施行区域は13fに及ぶ。現地では、阪神高速道路大和川線(地下)の建設が進められており、その上部がスーパー堤防と土地区画整理の事業地となる。
 土地区画整理事業の事業計画書によると、計画人口は約1100人。主な整備施設は、▽区画道路(幅員6b、延長2942b)▽同(幅員8b、延長567b)▽特殊街路(幅員4・5b、延長187b)▽同(幅員6b、延長82b)▽松屋町公園(4872平方b)▽松屋大和川通公園(4648平方b)▽1号緑地(605平方b)▽2号緑地(26平方b)―など。
 今後、住民の移転完了後に、スーパー堤防整備に伴う盛り土工事に着手。完了後、地区東側の街区約1fから整備を先行し、宅地や道路、公園の整備を進めていく。概算事業費は220億円。施行面積は約13f。用途地域は第1種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)、工業地域(〃)の2種類。事業期間は清算期間の5年を含め、2017〜34年度の13年間を想定する。