福井県は、一般国道158号の大野市蕨生で、交通安全施設等整備(道の駅)事業に新規着手した。全体事業費は4億6000万円(うち用地および補償費5900万円)。20年度完成に向け、18年度に着工を予定している。
全体事業内容は駐車場、トイレ、休憩所、情報提供施設各整備一式および調査・測量・詳細設計一式。今年度は1億395万円を投じ、調査・測量・詳細設計、用地取得を推進する。
中部縦貫自動車道沿線には24時間利用可能な休憩施設がないことから、簡易パーキングエリアの整備を行うことで、交通事故の抑止や安全な道路交通環境の確保を図るとともに、大野市の地域振興施設と一体的に整備し、道の駅としてオープンすることで、地域の活性化や大野市内への回遊を促し交流人口の拡大を図る。また、今後起こりうる大規模災害に対し、広域防災拠点の機能を整備することで、後方支援を円滑に行う。