ユニゾホールディングスのユニゾホテル(東京都中央区八丁堀2丁目10番9号、小崎哲資取締役社長)が金沢市堀川新町地内で計画の「(仮称)ユニゾインエクスプレス金沢駅前」は、熊谷組で9月下旬にも着工となるもようだ。
建設規模はS造一部RC造地下1階地上12階建て延べ6649・29平方メートル(建築面積666・18平方メートル)。高さについては40・21メートル。
内部は1階がフロントおよびロビー、食事やカフェが楽しめるテナント、2階から12階までがシングルを主体にした客室392室となる。
場所は同市堀川新町73番で敷地面積が1023・85平方メートル。9月下旬に着工し、完成は2019(平成31)年1月下旬を目指す。設計は大建設計(大阪市西区)が担当している。
今回の計画地は当初、フージャースコーポレーション(東京)が金沢市内で2棟目のマンション計画を進めていた場所で、建設費の高騰などから断念した。
現在、隣接して日本エスコン(同)がホテル建設中(施工=熊谷組、設計=日企設計)で、金沢駅前の新幹線の高架沿い、狭あいな敷地に2棟のホテルがせめぎ合う格好で、金沢のホテルバブルを象徴している。