岩崎グループの指宿いわさきホテルは、耐震補強を含めた大規模改修を計画。現在、大成建設の設計で、改修規模等の詳細を詰めており、9月ごろまでには決定したいとしている。着手や完成時期等は未定。
所在地は、指宿市十二町3805-1で、建物規模はRC造地上10階地下3階建の総延べ面積は約7万7000u。客室は240室。宿泊施設となるメーン棟を残して、8階建てや宴会場がある3階建ての部分は解体する予定。減築して耐震性を確保するのが狙い。今後、改修方法や面積等を決めていく。
また、同グループでは、霧島いわさきホテル(霧島市牧園町高千穂3958)の11月休館を決めている。同ホテルの建物規模は、地上9階地下4階建約4万4000uで、客室は約170室。その後の計画は未定。
両事業は、改正耐震改修促進法に伴い、1981年以前の旧耐震基準で、不特定多数が利用する大規模建築物について耐震化に努めるように求められたことから実施する。