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　豊田市は、生徒の増加に伴い「朝日丘中学校」の校舎増築を計画しており、設計を伊藤建築設計事務所（名古屋市中区）に委託した。委託金額は７５６０万円、設計工期は２０１８年９月28日まで。順調に設計業務、調整が進めば事業スケジュールは、18年度に仮設校舎を建設する。19年度から数カ年をかけて校舎の増改築工事を行い、完成後に仮設校舎の解体や敷地の復旧工事を行う見通し。
　計画によると、校舎一部を増改築するとともに、既存の校舎棟を改修する。現在の施設は、特別教室棟（２階建て）、管理棟（２階建て）、校舎東棟（３階建て）、校舎西棟（３階建て）、技術棟（２階建て）、武道場（平屋）などで構成しており、全体で鉄筋コンクリート造延べ約８７５８平方�b。同校の校地面積は３万９９４１平方�b。
　特別教室棟と管理棟の鉄筋コンクリート造２階建て延べ２２５０平方�bを解体し、そこに鉄筋コンクリート造３階建て延べ４５００平方�b程度の校舎と渡り廊下を建設する。また、普通教室や特別教室などの分類は、既存校舎棟の改修内容などを踏まえて、改めて検討、配置する予定だ。
　所在地は朝日ケ丘５ノ34。
　同学校区では、宅地開発などにより生徒数が増加傾向にある。21年度には普通教室の不足が予測されている他、初期の校舎棟は１９６７年に建築したもので老朽化が進んでいる。同市では、施設の拡充とともに長寿命化を視野に入れた整備を図る。

提供：建通新聞社