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　東京都東部住宅建設事務所は「都営新宿四丁目団（第３期）基本設計」の委託先に豊建築事務所（港区）を特定した。プロポーザル方式で選定し、６月20日の見積もり合わせで同社の見積もった９６０万円（税抜き）で契約することを決めた。老朽化した都営住宅建て替えの一環として約２７０戸の住宅を新築する計画。21日に随意契約を結んで作業を開始する。
　新宿四丁目団地は、１９６５年に完成した都営新宿二丁目アパート（葛飾区新宿４ノ18）の建て替えにより整備する。これまでに１期（66戸）を供用し、現在は２期の工事を進めている。
　今回の３期事業では、既存の５〜10号棟を解体した跡地に、鉄筋コンクリート造で２７０戸程度の住宅を新築する。自転車置き場や駐輪場、集会所、ごみ保管施設といった付帯施設も整備する。事業対象区域の面積は１万０４４０平方�b。用途地域は第１種住居で、建ぺい率60％、容積率２００％。納期は75日間。

提供：建通新聞社