全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　三条市は、「新一般廃棄物最終処分場整備事業」について、事業費に２０億円超と試算しており、浸出水処理施設の性能発注を視野に検討を進めている。
　１９日に開かれた市議会市民福祉常任委員協議会の中で説明されたもの。それによると、桑切地内の約４・５ヘクタールにクローズド型処分場（Ｓ造折板葺平屋建て、屋根融雪）と貯留構造物、浸出水処理施設（ＲＣ造２階建て、無放流方式／脱塩処理）、管理棟などを整備するもので、埋立容量は約３万立方メートル（１期１５年分）を想定しており、将来的に全体で３期（４５年）分を確保する計画。事業費は２０億円超となる見通しで、このうち、クローズド型処分場（１期分）で９億円を見込む。
　市では現在、搬入道路と取付道路の拡幅に係る設計などを進めており、１７年度中の工事発注を予定している。また、本体工事については、浸出水処理施設が性能発注を想定していることから処分場本体を分割発注、または一括で性能発注の両方を視野に検討を進めており、１８年度当初予算に事業費を計上し、工期には２カ年を予定している。