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西日本建設新聞社
2017/06/20

【熊本】快適トイレを一般開放 菊池川現場に設置

 菊池市七城町高島の菊池川河川工事現場に、一般の人も使用できる仮設の「快適トイレ」が設置された。働きやすい現場にしようと、国土交通省が昨年10月から土木工事に原則導入しているが、一般にも開放するのは極めて珍しいという。
 快適トイレは、洋式便座、水洗(またはし尿処理装置付)、臭い逆流防止機能、施錠(二重ロック等)、照明設備、衣類掛け等の機能を標準装備し、女性も利用しやすい仕様になっている。
 今回設置されたのは、国交省菊池川河川事務所が発注した「高島地区浸透対策その他工事」の現場付近。男性用、女性用の2基が置かれ、それぞれ洋式トイレと洗面台を装備。男女の区分がはっきり表示され、外から見えないよう周りに目隠しが施されている。
 工事を担当する高喜工業(山鹿市)の前田美幸さんは「入社3カ月で、最初の現場に快適トイレがあり、とてもラッキーです」と喜んでいる。工事主任の中山浩一さんは「せっかく設置したので、みなさんに気持ちよく使ってもらえるよう毎日掃除したいと思います」と話す。
 この快適トイレは、工事が完了する12月上旬まで設置される。

提供:西日本建設新聞社
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