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　富山市は、老朽化が進む公設地方卸売市場の再整備に向けて構想を策定する。６月補正予算案に２０００万円を計上している。
　卸売市場（掛尾町地内、敷地面積１２万３１３８平方メートル）の卸・仲卸棟は１９７３年３月に延べ床面積４万１６８平方メートルで建設。築後４４年が経過し老朽化が顕著な上、耐震基準も満たしていないことから、改築などの対策が必要となっている。
　再整備構想では、市場の現状や課題、需要予測などを整理し、整備の基本方針や方向性、配置、機能・規模などをまとめる。