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建設経済新聞社
2017/06/19

【滋賀】斎場整備へ基本計画案 規模は4000u台

 湖北広域行政事務センターはこのほど、長浜市内4ヵ所の斎場を集約化する同センター斎場整備基本計画案をまとめた。それによると、敷地面積約1万6800uに、火葬部門と待合部門を設けた延4000u〜4500u程度、火葬炉8基の新斎場と、駐車場、構内道路、緑地を計画、30年度に造成、31・32年度に施設を設計、建設する予定。
 同センターは、こもれび苑、木之本斎苑、西浅井斎苑、余呉斎苑の計4斎場を管理運営している。このうち、こもれび苑、木之本斎苑では老朽化に伴い整備時期を迎えているほか、いずれの斎場も将来需要に対応する規模と機能が必要な状況となっていることから、新斎場を整備する。
 新斎場の整備では、同センターが進める一極集中の施設整備方針にもとづいて、1ヵ所に集約化するとともに、同時に計画する新ごみ処理施設・リサイクル施設・新汚泥再生施設とともに約5fの用地内に配置する計画。
 建設候補地について、公募の結果、応募のあった4件の自治会を対象に、現在、選定作業を進めており、7月には決定する予定。
 事業スケジュールによると、29年度では、建設場所の決定に続いて、9月から測量・土質調査、10月から環境影響調査に着手し、並行して都市計画決定手続きを進め、30年1月からは造成設計に着手する。また、実施方針の策定、特定事業の選定をへて、29年度末頃に事業者選定の募集を開始する。
 30年度に、事業者選定作業・決定、造成設計及び工事。31年度に建築設計(基本・実施設計)を経て、本体に着工、32年度に完成、施設運営準備の予定。