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北陸工業新聞社
2017/06/19

【福井】きょうから募集8月25日まで/建築文化貢献と人材育成が目的/第4回ふくい建築賞2017/福井県建築士会福井県建築士事務所協会JIA福井地域会/第3回一般建築部門/最優秀賞/むらかみ食堂/設計者:伊藤瑞貴/伊藤瑞貴建築設計事務所/施工者:山崎建設/第3回住宅部門/最優秀賞/CUBOIDHOUSE/設計者:乾彰宏/アルス建築事務所/施工者:深谷

 福井県建築士会、福井県建築士事務所協会および日本建築家協会北陸支部福井地域会の3団体が主催する「ふくい建築賞2017」(第4回)の作品募集がきょう19日より開始される。応募期間は8月25日まで。
 14年創設の同賞は、魅力ある福井の建築文化に貢献し、その技術の進歩と継承に寄与する人材育成を目的に、県内の優れた建築作品を顕彰するもの。
 また審査プロセスを公開し、多くの県民とともに「優れた建築とは何か」について考え、未来の郷土づくりに向けて歩んでいくともしている。
 応募資格は福井県在住の建築士資格を有する設計者。主催、協賛団体の会員でない場合は応募時点でいずれかの団体加入が条件。応募者は応募作品の設計内容に総括的役割を担った者とする。
 応募対象建築物は県内に建ち、06年1月から16年8月の間に竣工し、完了検査済証の交付を受けた建築物(改修、リフォーム含)。
 一般建築部門および住宅部門に分けて募集し、各部門1人1作品まで。なお住宅部門は個人住宅とし、集合住宅、店舗併用住宅等は一般建築部門とする。
 審査基準は▽意匠、構造、技術に優れる▽防災安全、維持管理、地球環境維持に配慮▽周辺環境の景観形成やまちづくりに配慮▽福井の歴史文化、風土に配慮―など。
 応募申込書・建築概要書は建築士事務所協会のHPからダウンロード可。応募料(1作品)は一般建築部門8000円、住宅部門5000円。
 1次(書類)、2次(現地)、3次(プレゼンテーション)の3段階で審査。審査委員会は委員長が水野一郎氏(日本建築家協会名誉会員、金沢工業大学教授)、審査委員は五十嵐啓氏(福井工業大学建築土木工学科准教授)と西本雅人氏(福井大学建築建設工学科専攻講師)。各部門において最優秀賞1点、優秀賞・奨励賞数点を決める。
 県建築住宅センター、県建設業協会、県建築工業会、県建築組合連合会、県建専連、県管工事設備工業協会、県電気工事工業組合、県森林組合連合会、県設備設計事務所協会が協賛。福井県、福井市、弊社福井支局らが後援。
 提出・問い合わせは、同賞事務局(福井市日之出5丁目4―7・建築士事務所協会内 電話0776−54−1552)まで。

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