日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/06/02
【埼玉】県が暴力団排除で連絡会開く
県は5月31日、公共工事に関する暴力団排除連絡会と部会会議を教育会館で開き、研修会の開催や普及啓発などを盛り込んだ2017年度事業計画を決めた。
冒頭のあいさつで和栗肇総務部契約局長は、11年8月に県暴力団排除条例が施行されたことに触れて「大規模公共工事に関し関係者が協議会を設立するなど、暴力団排除活動が積極的に取り組まれるようになってきています」と述べた。
そして「本年5月には、県警察本部との協定に基づく情報提供をいただき、入札参加資格を有する業者に対して、入札参加除外措置を講じるなど暴力団排除に向けたさまざまな活動を進めているところです。公共工事の適切な履行に一層ご協力いただきますようお願い申し上げます」と呼びかけた。