社会福祉法人恩賜財団済生会京都府病院(院長中村直登氏、長岡京市今里南平尾8)と長岡京市下海印寺下内田土地区画整理事業準備組合(理事長山本啓司氏、地権者は27人)は13日、同病院の区画整理事業地内への移転に向け、土地取得のための協定を締結した。
区画整理事業の予定地は阪急西山天王山駅の北西側に位置し、京都第二外環状道路(京都縦貫自動車道)の側道と府道大山崎大枝線の交差部の北側となる。現況は大半が農地。予定地の南側にはスーパーマーケットの万代長岡京店、東側にコンビニのローソン長岡京インター店がある。面積は約1・7fあり、このうち、約1・3fを病院が取得するため、準備組合と長岡京市下海印寺下内田土地区画整理事業に関する協定書を締結した。済生会京都府病院が区画整理事業の事業パートナーとなり、35年度までの新病院建設に向け先行して測量や設計などを行う予定。
区画整理事業の予定地の病院取得用地以外の残り約0・4fは、道路や公園、農用地等となる予定。