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　　神奈川県企業庁は、県内を４地区に分け、２０１７年度の漏水調査を委託した。同時に国県道老朽管漏水調査も委託。17年度末までの履行期限で各種調査により漏水箇所を把握。使用者などに修理工事を提案する。
　４地区では、現場下見調査の上、戸別音聴、弁栓音聴、路面音聴、軌道横断、確認−の各調査を実施する。企業庁は、水漏れの早期発見と事故防止のため、民間の漏水調査会社に漏水調査業務を委託。この結果、漏水が発見された箇所については、費用負担を示し修理工事を提案する。
　一方、国県道老朽管漏水調査は、全水道営業所にまたがる。国県道（歩車道）内に埋設されている管路のうち老朽管を調査対象とし、漏水などの異常の有無を確認するもの。企業庁が状況を把握し、問題があれば対策を施す。漏水調査は、日本レップス（相模原市中央区）に委託した。落札金額は１２６０万円。
　４地区漏水調査の委託先は次の通り。
　▽湘南地区漏水調査（鎌倉・藤沢水道営業所管内）＝リクチ漏水調査（東京都新宿区）に委託。落札金額は４２００万円▽西湘地区漏水調査（平塚・厚木水道営業所管内）＝神奈川県管工事業（同）（海老名市）に委託。落札金額は４３０５万５０００円▽県央地区漏水調査（茅ケ崎・海老名・大和水道営業所管内）＝東京リークエンジニアリング（海老名市）に委託。落札金額は３２１０万円▽北相地区漏水調査（相模原・相模原南・津久井水道営業所管内）＝日本レップスに委託。落札金額は３５７０万円
　提供:建通新聞社