十日町市が寅甲地内で計画の新博物館建設事業に係る建築本体、電気設備、機械設備の各工事は、いずれも数社によるJVが対象となる見通しだ。発注は第2四半期を想定。現在、地域要件など諸条件について検討を進めている。
基本理念は、「市民・来館者と共に考え、活動し、成長する博物館」。施設規模はRC造2階建て延べ約3000平方メートル。1階には、展示機能と交流機能、エントランス、ショップ、講堂など、2階に収蔵・保存機能などを配置する。工期は9月から19年3月までを予定している。20年6月のオープンを目指す。
17年度当初予算では、新博物館建設事業費に3カ年の継続費23億900万円を計上した。年割額は17年度が6億4190万円、18年度が10億3570万円、19年度が6億3140万円。
設計は、石本建築事務所・トータルメディア開発研究所・阿部設計事務所JV。