トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2017/06/13

【石川】第1期60戸を2カ年で/小松市木曽町住宅建て替え/債務含め8.6億円投入

 小松市は、老朽化が著しい市営木曽町住宅(安宅町地内)の建て替えについて、6月補正予算案に3億2750万円を計上するとともに、18年度までの債務負担行為として限度額5億4000万円を設定した。債務を含め、8億6750万円を投入し、今年度から2カ年で第1期工事を進める方針だ。
 建て替えの対象となる施設は、1961(昭和36)年度〜64年度に建設。築後50年超が経過し、老朽化が進んでいる。このため、既存施設の西側隣接地において、W造低層2階建てで全80戸を2期に分けて整備する。
 計画によると、第1期工事では、一般世帯と高齢者世帯の新たな住宅60戸(2DK30戸、2LDK24戸、3LDK6戸)を建設する。
 敷地内には、シニア世代や若者、子育て世代の触れ合う場となる交流広場や駐車場も整備する。第1期工事は18年度末までに完成させ、入居を開始する予定。配置計画および基本・実施設計は山岸建築設計事務所(金沢市)が担当。
 木曽町住宅の建て替えにあたってはバリアフリーに配慮するほか、耐震性、耐火性に優れたCLT(直交集成板)を採用する。連動型の火災報知機も導入し、安全面に万全を期す構えだ。

hokuriku