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建通新聞社
2017/06/13

【大阪】浪国 第二阪和継続/清滝で本官工事予定

国土交通省浪速国道事務所は2017年度、継続事業の第二阪和国道(国道26号)や清滝生駒道路(国道163号)、新規事業化した淀川左岸線延伸部(国道1号)、大阪湾岸道路西伸部(国道2号)の整備に取り組む。
 第二阪和国道は、大阪と和歌山を結ぶ延長約53`の地域高規格道路区間を含む幹線道路。本年度は孝子ランプの整備工事などを進める予定で、道路土工の発注を見込んでいる。
 清滝生駒道路は、四條畷市中野〜奈良県生駒市鹿畑を結ぶ延長約11`の地域高規格道路。清滝区間で改良工事、橋梁上部工事、生駒区間で用地取得、調査設計などに取り組む。具体的には、下田原東道路改良工事と下田原跨道橋上部他工事を予定。下田原跨道橋上部他工事は本官工事として、3億円以上7億4000万円未満の発注規模を見込む。この他、生駒区間では北田原地区の詳細設計、高山地区の地質調査を進める。
 淀川左岸線延伸部は、「大阪都市再生環状道路」の一部を構成する門真市薭島〜大阪市北区豊崎間の延長約8・7`の自動車専用道路で、本年度は調査設計を進めることとし、予備設計と地質調査を予定。
 大阪湾岸道路西伸部は、神戸市東灘区(六甲アイランド北)から長田区(駒栄)に至る延長14・5`の自動車専用道路で、神戸西航路、新港航路、灘浜航路を跨ぐ海上の長大橋を含めおおむね全区間が橋梁構造となる。本年度は調査設計を進めることとし、六甲アイランド地区の予備設計などを実施中。今後、地質調査と測量を予定する。