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　県企業土地管理局土地分譲課は９日、「新習志野駅前商業業務用地」の事業予定者として、ミスターマックス新習志野駅前開発共同企業体（代表企業・三井住友ファイナンス＆リース、構成員・ミスターマックス）を決定したと発表した。本年２月から事業者を公募していたもので、同グループから応募があり、今月１日に開いた審査委員会で事業予定者に決定した。提案は分譲によるもので、予定価格51億６３５４万円に対し、提案価格は約52億円。
　計画の概要は、１階が総合ディスカウントストア、食品スーパー、オープンカフェ、ポケットパークなど、２階がキャビン型宿泊施設、温浴施設、テラス席付きレストラン、フィットネスクラブ、衣料品店、スポーツ用品店など。このほか、新習志野駅側にエスカレーターを新設し、２階へのアクセス向上を図る。
　１階は新習志野駅前側外構部分について街路樹やポケットパーク、オープンカフェ空間等の充実を図り、２階はテラス席のあるレストランを誘致し、２階モール部分の賑わい感を創出。また、駅前の特性を活かした高度利用と複合施設化等による付加価値の創出を図る施設として、温浴施設を併設したキャビン型宿泊施設を誘致。このキャビン型宿泊施設の展開に加え、外壁の塗り替えや壁面緑化などにより既存部分についても大規模な改修を計画。これにより、施設全体として生まれ変わった印象をアピールし、駅前エリア全体のイメージ刷新に寄与する。
　このほか、客用トイレや階段など、最新設備を備えていない箇所や劣化している客用施設については改修を実施。施設内の照明はすべてＬＥＤ化する予定で、街路灯も増設する。既存テナントについても、リニューアルに伴い店内改装やテナントの入れ替えを実施する予定。
　同用地の所在地は習志野市茜浜２―19―22ほか地先。面積は２万７９６４・08�u。現在はミスターマックス新習志野店に事業用定期借地権として貸し付けているが、20年４月19日に貸付期間が満了することから、次期事業予定者を公募した。