トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

鹿児島建設新聞
2017/06/13

【鹿児島】南さつま市本庁舎耐震改修(RC造4F5480u)/来月にも設計発注

南さつま庁舎 南さつま市は、本庁舎の耐震改修を計画している。2017年度6月補正予算案で、18年度までの継続費(設計・工事監理委託料5950万円)を設定しており、今年度は4876万円を充て設計に着手。7月にも業務を発注し年度いっぱいかけて進め、18年度に工事を行う方針だ。
 建物規模はRC造4階建5480u。1980年の建築で老朽化が進行しており、2010年に実施した耐震診断で基準を満たしていないことが分かっている。
 関係職員で構成する庁内委員会では、4月1日から庁舎に接続する防災センターが運用開始したことや財政面との兼ね合いなどから建て替えよりも耐震補強が妥当であると判断。1月に設置した公民館代表や商工会、女性団体らで構成する市民検討委員会にも意見を求め、同補強で進めることで一致した。
 整備では、耐震補強とともに電気設備や空調、給排水などを更新して長寿命化を図るとしており、18年度早期に工事発注したい考え。工事に先立ち、市内の各支所や市民会館、防災センターなどにすべての事務所機能を移したあと、同年6月以降に着工し、19年2月ごろの完了を目指す。

鹿児島建設新聞space鹿児島建設新聞FACEBOOK