日本工業経済新聞社(山梨)
2017/06/09
【山梨】塩崎駅ホーム改築で債務負担 甲斐市が補正案で限度額1億
甲斐市は8日、市議会開会を前に記者会見を開き、第2回定例会に提出する補正予算案などの説明を行った。塩崎駅ホーム改築で新たな施行協定を結び、費用の債務負担設定を行っている。
保坂武市長は「6月定例会には13議案を提出する」として、一般会計補正予算案に盛った主な歳出を説明した。
自治振興事業のなかでは、県道田富町敷島線拡張に伴い移転する古村区公会堂の建設費補助金に892万5000円を盛っている。現在地からさほど離れていない南側の市有地に新築される計画で、市では、木造平屋延べ約195uの申請に対して、補助金交付要綱に基づき限度額を予算化している。
公園整備では、(仮称)上八幡公園の用地買収において、国からの補助金交付を受けて物件補償費として2400万円を計上している。
塩崎駅周辺整備では、施工を進めているアンダーガードに掛かるホーム改築費用の債務負担設定を行った。アンダーガード完成後に上部のホーム改築に取り掛かる計画で、上り線・下り線の両ホームともL20mほどの規模が見込まれている。
【写真:保坂市長】