富山市は、PPP手法など官民連携による中規模ホールの整備の可能性について調査する。6月補正予算案に事業費1620万円を計上している。
2017年度スタートした「第2次総合計画・前期基本計画」における「市民の芸術文化活動拠点の充実」のための施策として、中規模ホールの整備を検討していくにあたり、民間のノウハウなどを活用できないか可能性を調査する。外部の有識者や芸術分野の関係者らの意見なども反映させる。
調査にあたってはコンサルに業務を委託する。内容は▽市の文化ホール利用に関する課題の検討▽既存施設との連携についての検討▽中規模ホール整備の基本的考え方の検討▽財政負担の低減策および事業手法の検討(PPPなど)▽事業スケジュールの検討▽基本構想策定―。