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　筑西市は６月７日開会の第２回市議会定例会に提出する補正予算案を明らかにした。主なものでは、八丁台土地区画整理事業で設計・測量委託料に総額１億１７７５万３０００円を計上しているほか、県道２０７号高田筑西線の道路工事に伴い、防火貯水槽の撤去・新設に１１１９万７０００円を設定している。
　八丁台土地区画整理事業は、ＪＲ下館駅の北側約１・７�qに位置する同地区を開発しているもので、施工面積は約60・１ha。特別会計を設置し、宅地開発などを進めている。
　今回の補正では、補助対象外の区画整理、区画道路や歩道の整備、排水路整備などに設計委託料６７６０万８０００円を充てる。また、２０１９年度の換地処分に向け、測量委託料５０１４万５０００円を配分。宅地の確定測量、換地計画の作成などを行う計画だ。
　防火貯水槽の撤去・新設では、奥田地区を走る県道高田筑西線において、既設防火貯水槽（Ｖ40立方ｍ）が道路部に掛かる場所に埋設されていることから、道路工事に伴い移設する。地区内の隣接地に同規模の貯水槽を新設後、既設貯水槽の撤去を実施する計画。工事費１０７０万８０００円、設計監理委託料48万９０００円を計上。
　今後、議会の承認を得た上で、早期の設計発注を目指す。工事については、早ければ８月ごろにも発注となる見通しで、10月までに整備を完了したい考えだ。
　このほか、私立保育所施設整備に補助金６０７万５０００円、自主防災組織の備品整備に補助金２００万円などを盛った。
　また、このほど名称が決まった「県西部メディカルセンター」の医療機器保守点検委託について、債務負担行為の専決補正予算に関する報告議案を提出する。限度額は１億９５４８万円。期間は17〜24年度まで。
　なお、一般会計全体では１億３９７０万６０００円を追加し、当初からの総額を４２０億８９７０万６０００円とした。会期は６月23日まで。
　補正予算案の主な内容は次のとおり。
　【民生費】
　◆私立保育所等施設整備・補助金＝６０７万５０００円
　【消防費】
　◆消防施設整備
　◇設計監理委託＝48万９０００円
　◇貯水槽新設工事＝１０７０万８０００円
　◆自主防災組織支援・コミュニティー助成事業補助金＝２００万円
　【教育費】
　◆中学校教育振興・備品購入＝１００万円
　【農業集落排水事業特別会計】
　◆木戸地区農業集落排水処理施設機能強化・設計監理委託＝75万円
　【下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計】
　◆市単八丁台土地区画整理事業
　◇設計委託＝６７６０万８０００円
　◇測量委託＝５０１４万５０００円