岡山県は5日、第1回事業評価監視委員会(鳥越良光委員長)を岡山市内のホテルで開催した。
事前評価が必要な土木部の11事業と農林水産部の9事業のうち、概算事業費が10億円を超える4つの案件について、その費用対効果などの説明を県の各担当者から聞き、事業の妥当性を審議した。
対象工事は▽国道430号改良事業(玉野市和田1〜玉4までの延長930b。3トンネルを含む現道の拡幅工事。事業費は23億4000万円)▽箕島高松線改良事業(岡山市北区大内田〜倉敷市下庄までの延長480b。暫定2車線の下庄跨線橋を4車線化する。事業費は22億円)▽美袋井原線改良事業(総社市美袋〜原までの延長990b。水内橋(延長180b)の架け替えを含むバイパスの整備。事業費は16億円▽六条院東里庄線改良事業(浅口市鴨方町六条院西〜里庄町新庄までの延長2590b。国交省が進める玉島・笠岡道路U期整備に関連して、同路線に接続する道路の拡幅と一部バイパスの新設他、インターチェンジ2カ所へのアクセス道路などを整備する。事業費は36億円)。
4事業は妥当と判断され、結果は副知事に報告する。
「提供:建通新聞社」