トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

鹿児島建設新聞
2017/06/08

【鹿児島】JR九州・鹿児島中央駅西口開発 既存建物解体に着手/来年度から複合施設整備

西口 JR九州は、中期経営計画(2016〜18年度)に基づく南九州プロジェクトを進めている。鹿児島中央駅西口では、複合施設の建設を予定。敷地内の既存建物の一部解体に着手した。
 計画によると、鹿児島支社等がある敷地面積約8500uが対象。9階建て商業・オフィスビルと18階建て分譲マンションをメーンとした複合施設を計画。18年度の着工、20年春のオープンを目指す。
 西口周辺は、土地を所有する県、JR九州、日本郵政、鹿児島市の4者が、一体的開発を模索していたが個別開発を含めた検討へ基本的な考え方をシフト。1月に開いた実務者協議で、駅舎側に商業棟、中央に駐車場棟、南側に住居棟を配置する再開発のゾーニング案をJR九州側が提示。周辺は駅舎と一体的な土地利用とし、同地区につなげる「駅前空間」とする計画を示した。
 そのため、道路拡幅や廃止、県工業試験場跡地と新幹線駅舎沿いに新設道路の提案を持ち掛けた。同市では、東側道路(武33号線)を廃止して歩行者空間とし、西側道路(武32号線)側にもにぎわいがつながるように歩道を整備し、準備を進める。

鹿児島建設新聞space鹿児島建設新聞FACEBOOK