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　建設業労働災害防止協会新潟県支部（支部長・植木義明植木組代表取締役社長）は６日、１７年度代議員総会を新潟市中央区で開き、安全意識の高揚を図るとともに、労働災害の撲滅を誓った。
　冒頭、植木支部長が４年連続５０００人、２年連続で６０００人を超えた各種教育講習に触れ「受講者を確保し、財政健全化に努める。労働死亡者数５人以内という数値目標は３年連続で過去最少（５人）だが、尊い命が失われている」と話し、一層の安全活動の徹底を呼び掛けた。その上で「死亡重大災害がないようニーズに合った講習を実施し、今後とも労働災害防止活動を積極的に推進していく」と力を込めた。続いて、来賓で新潟労働局労働基準部の竹田紀稔部長が「今年に入り休日４日以上の死傷者数は増加傾向。働き方改革により魅力ある業種としてさらに発展する」と祝辞を寄せ、これからの熱中症対策を要請した。
　議事では足場等からの墜落防止や、リスクアセスメントの実施促進などを重点対策に位置付け、各種技能講習および教育研修に取り組むほか、安全指導者による現場安全パトロールなど１７年度事業計画を承認した。また、１６年の死亡・重大災害ゼロ分会表彰で１４分会の栄誉をたたえた。