鳥羽市は、消防庁舎の移転建設工事を計画しており、6月補正予算案に実施設計費4187万円と造成工事費1億5410万円を計上した。議会承認後、それぞれ第2四半期中の発注が見込まれる。
船津町の現消防庁舎が位置する一帯は、震災時の津波被害区域に指定されているため、防災対策を目的に、庁舎を安楽島保育所西側の山地(市有地)に移転する。
新消防庁舎の規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ約1500平方bを予定している。基本設計は梓設計名古屋事務所(名古屋市中村区)が担当。造成面積は約9300平方bで、造成工事の設計業務は林設計事務所(志摩市)が担当した。
建設工事は2017年度中に実施設計をまとめ18年度からの工事着手を目指す。工期は2カ年で19年度中の完成を予定している。
現在の方針では、新庁舎完成後に現庁舎は解体撤去する。
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建通新聞社