熊本市は、8日開会の定例市議会に提案する6月補正予算を公表した。一般会計の補正額は24億6977万円で、ほとんどが熊本地震関連。被災した中央公民館を建て替える白川公園内複合施設整備には、本体工事費等5億8190万円を計上し、30年度に限度額7億5680万円の債務負担行為を設定している。
熊本城復旧には16億1170万円を追加。このうち6億1480万円は本格復旧関連で、重要文化財建造物・天守閣復旧のための調査設計等に充てる。9億9690万円は応急対応関連で、飯田丸五階櫓復旧等を行う。
このほか事業関係は▽被災者見守り対策強化経費6000万円=仮設住宅の独居高齢者世帯等に対する緊急通報システム設置助成▽文化財等災害復旧経費9200万円=市指定文化財(民間分)の復旧工事に対する助成外▽消防団詰所等再建支援経費195万円=自治会所有の復旧工事助成▽市民病院解体経費(企業会計)280万円=立体駐車場解体設計等。
補正後の今年度一般会計総額は3972億9477万円。
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