建設新聞社
2017/06/06
【東北・福島】八千代エンジが最優秀/田村市生涯学習施設の事業者公募支援
福島県田村市は、官民連携事業(PFI/PPP)により生涯学習等複合施設の整備・運営を計画し、年内の事業者公募に向けたアドバイザリー業務の委託者を選定するため、公募型プロポーザルを進めた結果、八千代エンジニヤリングを最優秀提案者とした。
提案は同者のみで、今月1日の審査会で選定。同者を契約候補者として、近く契約手続きに入る。契約上限額は2775万6000円(税込)。
複合施設は、原発事故などの影響により加速する人口減少に歯止めをかける賑わい創出の交流拠点、さらには公共交通の結節点として立案。国道288号沿いで市文化センター等が立地する田村市船引町船引南元町28ほか地内を建設予定地として整備する。民間事業者(コンソーシアム)は、年内に募集を開始して2017年度末から18年度当初にかけて協定を締結し、20年度までの完成を目指す。
今回の業務では、@事業者募集を考慮した事業スキームの精査A実施方針および要求水準書(案)の作成・公表支援B募集要項および要求水準書の作成C審査委員会の運営・公表に関する支援−等、契約までのアドバイザリー業務全般を行う。履行期限は18年3月30日。
提供:建設新聞社