建通新聞社
2017/06/06
【大阪】国道170号(若樫工区)を事前評価
大阪府の建設事業評価審議会は2017年度、事前評価対象事業として「国道170号(若樫工区)道路改良事業」の1件、再評価対象事業として「主要地方道岸和田港塔原線道路・鉄道立体交差事業」など4件を審議する予定だ。
国道170号(若樫工区)道路改良事業では、和泉市若樫町の国道480号〜同市久井町の暫定2車線区間(現道幅員11b)を4車線(計画幅員22b)に拡幅改良する。整備延長は約1・8`。道路両側に自転車歩行者道を設置する他、対象区間内に橋梁を2基架設する予定だ。スケジュールは、17〜19年度に測量・設計を行い、19〜23年度で施工する。
事業費は、調査費など約1億3000万円、工事費約14億9000万円の計約16億2000万円。工事費の内訳は、橋梁工約11億9000万円、道路築造工約1億7000万円、舗装工約1億3000万円となっている。
国道170号は、高槻市を起点として、泉佐野市を終点とする広域幹線道路。今回の整備区間の東側に位置する国道480号父鬼バイパスが4月から供用しているため、今後さらなる交通量の増加が見込まれている。
また、再評価対象事業では、▽主要地方道岸和田港塔原線道路・鉄道立体交差事業▽国道170号西石切立体交差整備事業▽府道豊能池田線(伏尾バイパス)道路改良事業▽大泉緑地整備事業―の4件を審議していく。