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建設新聞社
2017/06/05

【東北・福島】44億余でフジタ/常磐道4車線化 好間トンネル工事

 NEXCO東日本東北支社は、WTO適用の一般競争入札で4月10日に開札した常磐自動車道好間トンネル工事について、1落の44億3600万円でフジタの落札を決めた。総合評価落札方式(施工体制確認型・技術提案評価型)の対象で、同社の評価値は78・987(技術点11・333+価格点67・654)だった。
 入札者はフジタのほか戸田建設、西松建設、不動テトラで、大成建設・東鉄工業JV、五洋建設・本間組JV、大林組、飛島建設、熊谷組・アイサワ工業JVの5社が無効。契約制限価格は52億2590万円、調査等基準価格は47億0331万円だった。
 今回の工事は、常磐自動車道の4車線化に伴うもので、福島県いわき市好間町北好間〜平赤井地内のU期線上に延長1235bのトンネルを建設。NATM工法を採用し、工事概算数量は掘削量約10万3000立方b、切盛土工は約8000立方bとなっている。工期は2020年8月7日まで。

 提供:建設新聞社