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　福井県建設鉄工協同組合（冨田真史理事長）の第５１回通常総会は５月３１日、福井市林町の県建設鉄工会館で開催され、１６年度事業報告・貸借対照表・損益計算書および１７年度事業計画・収支予算案などを慎重審議の上、すべて原案通り承認している。
　１６年度は全国鉄骨需要量も５０２万トン余の堅調ぶりをみせ、福井県内は来秋の福井国体に向けた施設整備が進むなど好循環が生まれる状況が報告された。また同組合として全国トップを切り創立５０周年記念事業を執り行う先進性を発揮した。
　１７年度も引き続き鉄骨製作集団として社会的な地域を確立し、次世代のために安定した経営基盤確立へ一致団結し取り組み、具体的には北陸新幹線延伸関連施設の鉄骨需要増や、組合員相互の情報交換を活発化して安値受注の排除を目指す。ことし４０周年を迎える青年部会活動（記念事業は１０月末の予定）も支援する計画。また、ことし４月から適用が開始された共同受注・共同積算の改正ルール（協力金単価など）の説明も同委員会から行われ、周知徹底を図っていくこととした。
／県溶接協会も全役員再任／
　また関連団体の福井県溶接協会（東光信会長）の通常総会も引き続き同会場で行われ、１６年度事業報告・決算および１７年度事業計画・予算案などを原案通りすべて了承。任期満了に伴う役員改選では東会長（エイチアンドエフ）ほか全役員を再任。▽副会長　強力真一県工業技術センター所長　安間勝也安間鉄工所会長▽理事　木下幹太木下工業社長　前田正美第一テッコウ商事社長　佐野洋介福井鐵工社長　清水直喜清水工業社長　冨田真史テックル社長　高岡清彦日本眼鏡普及光学器検査協会理事▽専務理事兼事務局長　朝倉甫事務局長▽監事　岩佐進一北陸地区溶接技術検定委員会幹事