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　笛吹市は１日、市議会開会にあたっての定例記者会見を開き、提出議案の説明を行った。ＮＴＴ用地活用策を探るうえで、イベントなどで使用ができるよう敷地を整える費用を補正予算案で対応している。
　ＮＴＴから購入した用地活用について、山下正樹市長は「市民に使ってもらってイメージを持ってもらう」として、イベントなど開催に支障のないよう整地や草刈を行うとして費用を補正で予算化。恒常的な活用方法は、多くの市民からの意見集約を図るとして、まずはワークショップの形式で検討する方針。開催費用も６月補正に計上した。
　また、当該用地活用は構想から切り離したものの、一時中断しているミズベリングについても再開して進めていくと語った。同構想では、国の直轄事業で進める笛吹川親水護岸整備のほか、近津用水の川床整備、鵜の見学施設整備などが挙げられていた。
　同市の市議会６月定例会は８日から16日間の日程で開催。報告２、専決承認４、条例４、補正予算６、契約締結（市営石和四日市場団地建設工事建築主体）１の合計17件が提出される。
　一般会計補正予算案の主な歳出は次のとおり。（金額の単位千円）
【総務費】
◆庁舎等維持管理事務＝４４、０００
◆八千蔵地域等整備事業＝４、２９６
◆ＮＴＴ用地活用検討事業＝８、１７０
【農林水産業費】
◆鳥獣害防止対策強化事業＝３、０００
【土木費】
◆市営住宅維持管理事業＝３、０６８
◆合併特例事業＝２、５００
【消防費】
◆出張所庁舎整備事業＝２、４３２
【写真：山下市長】