建通新聞社(神奈川)
2017/06/02
【神奈川】八千代エンジニヤリングを選定 本公郷改良アパート建て替えのPFIアドバイザー
横須賀市は、本公郷改良アパート建て替えをPFIのBT(建設・譲渡)方式で行うため、「PFI事業者選定アドバイザリー業務」を八千代エンジヤリング横浜センター(横浜市保土ケ谷区)に委託する。公募型プロポーザル手続きにより選定し、6月2日付で発表した。委託額は2017年度が1398万6000円(税込み)、18年度が839万1600円(税込み)。履行期限は2019年1月31日まで。PFI事業の実施方針の作成、特定事業の選定、公募資料の作成などを支援する。18年4月にはPFI事業者の選定手続き墓を開始する予定だ。
本公郷改良アパートの所在地は公郷町2ノ22。敷地面積は合計1万0595平方b。現在はA棟〜D棟までの4棟があり、住戸数330戸。耐震診断の結果、全ての棟が「倒壊または崩壊する危険性が高い」と判定されたため現在の4棟を解体撤去し、A棟103戸、B棟91戸、C棟90戸の3棟に集約、再整備する。想定のスケジュールでは24年度の完成を予定。
試算によると、建て替えの概算事業費は、調査設計費が2億円、建設工事費(解体費を含む)が49億7548万円、D棟解体費が1461万2000円、移転関連費が3億8112万円。PFI事業者との契約は18年10月を予定している。
提供:建通新聞社