総合輸送事業を行う志布志東洋埠頭梶i地曵高士社長)は、志布志市臨海工業団地内に物流施設3棟を増設する。総延べ床面積は1万5611u。投資総予定額は26億円。1棟目の若浜19号倉庫は、渡辺組で着工し、基礎工事中。同団地2工区に建設する残り2棟の施工業者は未定で、新若浜1号倉庫が8月、2号倉庫は19年4月の着工を目指す。最終は20年4月の操業を予定している。設計は、渡辺建築事務所(東京都)が担当。
若浜19号倉庫は、用地面積1万851uで、S造平屋建て2211u。投資予定額は約3億円で、輸入貨物対応加温倉庫として、12月の操業を目指す。
新若浜1号倉庫および同2号倉庫は、設計を詰めている段階で、敷地面積2万7559u。1号倉庫はS造6000uで、投資予定額は約8億円。輸出入貨物対応普通倉庫として、18年8月の操業を予定している。2号倉庫はS造7400uで、投資予定額は約15億円。輸出農畜産貨物対応冷凍・冷蔵倉庫を予定し、20年4月の操業に向けて整備を進める。
東洋埠頭鰍フ子会社の同社では、海運業界におけるアライアンスの再編のほか、東九州自動車道や都城志布志道路等の整備で、志布志港の利便性が向上し、コンテナ取り扱いの増加が見込まれることから増設を決定した。
5月31日、志布志市で立地協定が行われた。