フージャースホールディングス(東京)は1日までに、金沢市内で「ホテルエコノ」4棟を取得した。4棟の同時取得は珍しく、金沢のホテル戦争は一段と熱を帯びそうな気配をみせている。
対象ホテルは「ホテルエコノ金沢駅前」(此花町/SRC造地下1階地上9階建て延べ3302・19平方メートル、客室数105)、「ホテルエコノ金沢片町」(片町/同延べ3103・07平方メートル、90室)、「ホテルエコノ金沢アスパー」(同町/同地下1階地上11階建て延べ2260・64平方メートル、67室)、「ホテルエコノ東金沢」(小金町/同地下1階地上12階建て延べ4074・28平方メートル、104室)―の4棟。今後は適切な修繕工事を行いながら、ホテル収益の向上による賃貸収益の拡大を目指す。
今回、地方色豊かで北陸新幹線の開業効果が顕著な金沢で宿泊特化型ホテルを取得し、ビジネスと観光の両面から安定した収益が見込まれると判断した。