北海道建設新聞社
2017/06/01
【北海道】篠路駅周辺再開発で花畔札幌線拡幅が着工へ−札幌市が7月にも公告
札幌市建設局は2017年度、JR篠路駅周辺再開発の一環として取り組む道道花畔札幌線拡幅に着工する。初弾は、横新道との交差部から北側へ100m区間を計画。7月にも制限付き一般競争で公告する見込みだ。
篠路駅周辺再開発事業は、駅東側約5haを対象とした土地区画整理と、JR札沼線(学園都市線)の高架化や周辺道路整備などを一体的に進める内容。区画整理や鉄道高架化の着工は18年度、全体の完了目標は25年度を目指している。
花畔札幌線は、この事業に関連して拡幅する。整備対象区間は、篠路横新道交差部から篠路駅前団地本通線交差部までの約530m。現況12mの幅員を車道9m、歩道両側各4・5mの計18mに広げ、駅や東口に新設する駅前広場へのアクセス向上を図る。
用地買収費などを含む総事業費には約16億円、うち工事費には約2億円を試算。14年度、用地買収や物件補償に取り掛かった。
工事初弾となる17年度は、用地買収が完了した横新道交差部から北側へ100m区間を整備。事業費には6000万―7000万円を投じる見込みだ。18、19年度に200m程度ずつ施工し、完了する計画となっている