浜松市は、船越小学校(中区船越町29ノ1)校舎と体育館の改築を計画しており、実施設計の委託先を決めるため6〜7月に制限付き一般競争入札を公告する予定だ。
計画では、既存校舎南側のグラウンドに新校舎と体育館を建設する。新校舎の規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ約4600平方b、体育館は鉄骨造平屋約900平方bを想定。2017年度に実施設計を行い、18〜19年度に建設工事、20年度に既存校舎と体育館を解体して、跡地にグラウンドを整備する予定。
既存校舎の規模は、普通教室棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1941平方b、管理教室棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ908平方b、体育館が鉄骨造平屋620平方b。既存校舎と体育館は、いずれも1950〜60年代にかけて建設した。
市は、老朽化した既存校舎の建て替えに当たり、現状の1学年2クラス体制や将来的な児童数の増減を踏まえ新校舎の適正規模について基本設計で検討を進めてきた。建築と設備の基本設計は中川猛一級建築士事務所(浜松市中区)が担当した。
提供:建通新聞社
(2017/5/31)
建通新聞社 静岡支社