建通新聞社
2017/05/30
【大阪】成城高校改築 本体工を第3Q
大阪府は、城東区の成城高校校舎棟の建て替えに向け、建築本体工を第3四半期に発注する予定だ。新築規模は延べ約4400平方bで、発注規模は12億〜24億7000万円となる。電気、機械設備工は、それぞれ第4四半期の発注を見込む。
新校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4416平方b。校舎棟の他、便所、渡り廊下、倉庫、自転車置き場などの付属棟を整備する。工期は16カ月間を見込む。建設地は大阪市城東区諏訪3丁目。
建築・設備一括の基本・実施設計は浦野設計(大阪市中央区)が担当した。
同校の校舎棟は、1960年に鉄筋コンクリート造2階建てで完成し、64年に3階部分を鉄筋軽量コンクリート造で増築している。2010年度に耐震診断調査を実施したところIs値が0・13と低く、給排水設備なども劣化が進んでいることが判明した。府ではこのため、事業費約20億7000万円を投じて改築することにした。体育館などについては、耐震改修工事が完了している。