公益社団法人空気調和・衛生工学会の北信越支部(高村秀紀支部長)第48回報告会は26日開催され、16年度事業報告・決算および17年度事業計画・予算を満場一致で了承した。福井市順化1丁目の福井パレスホテルで。
大学やメーカー、設計、施工関係者ら計60人超が参加。長野、新潟、富山、石川、福井5県ごとの事業報告を受け、本部の奥宮正哉代表理事も挨拶=写真。また表彰式では奥宮代表が新名誉会員の西村豊治氏と第31回振興賞技術振興賞の清水建設北陸支店、信州大学、森村設計、ダイダンをたたえた。
引き続き、関連団体の一般社団法人建築設備技術者協会北信越支部(藤木康市支部長)の第28回通常総会も行われ、16年度事業報告・決算、および17年度事業計画・予算も報告して了承。第5回カーボンニュートラル賞の表彰式では本部受賞の森村設計、支部受賞の菱機工業、研冷工業、豊聖福祉会をたたえた。野部達夫会長の挨拶に続き、開催県の福井県土木部営繕室、県管工事業協同組合連合会、県電業協会の各代表がおもてなしの心を込めて来賓挨拶した。
この後参加者は、福井が世界に誇る総合メガネフレーム企業シャルマンの堀川馨会長による講演を聴いた。同社が近年メディカル事業に新規参入し、既存の技術開発力を生かして数多く実績を上げる方法論を学んだ。