愛知県西三河建設事務所は、2017年度からの5カ年計画で、岡崎幸田線に電線共同溝を整備する。初年度事業では岡崎市明大寺本町などで工事に着手する予定。8月上旬にも発注する見通しで準備を進める。
計画によると、岡崎市の「明大寺本町」交差点〜「明大寺南」交差点間、延長180bが対象。道路西側の歩道下に、開削工法により共同溝を整備する。埋設管は口径50〜100_の硬質ポリエチレン管で、約20管を見込む。
全体計画では、明大寺本町交差点を起点として、明大寺町地内の「国立研究所下」交差点までの延長350bを対象に、東西両側の既設歩道下に整備する。南北に走る同区間の工事は、ほぼ中間の明大寺南交差点を境に東西4分割にして進める計画。共同溝の築造に合わせて、埋め戻しとともに歩道を整備する。
18年度事業では、明大寺南交差点〜国立研究所下交差点間の西側歩道下、
19年度事業では同区間東側歩道下、20年度事業では明大寺本町交差点〜明大寺南交差点間の東側歩道下に各共同溝と歩道を整備する。最終年度の21年度事業では、既設電柱の撤去やラインなどを整備して完了する見通しだ。
設計は大建コンサルタント(名古屋市中区)が担当した。
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建通新聞社